【山梨・静岡】鳴沢氷穴・駒門風穴

【山梨・静岡】鳴沢氷穴・駒門風穴

皆さんこんにちは♪
前川です。

暑いですね!!
夏真っ盛りな今日この頃ですが、

暑い時だからこそお勧めしたい、
2つの洞窟をご案内したいと思います。

1つは皆さんも一度は行ったことがあるかもしれませんが、
山梨県南都留郡鳴沢村にある「鳴沢氷穴」です。

鳴沢氷穴は青木ヶ原樹海の東の入口に位置し、
年間を通して観光客がたえず富士五湖観光のひとつに数えられています。
今から1150年以上前の貞観6年(864)富士山の側火山長尾山の噴火の際、
古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできたのが、
この二つのトンネル式になった洞窟です。

内部の気温は平均3度と低く、
一年中氷に覆われていることから、
この名前が付けられました。

天井からしみ出した水滴が凍ってできた氷柱は、
特に見ものでして、
4月頃に最も成長し、年によっては直径50cm、
高さ3メートルという巨大なものが見れます!
鳴沢氷穴②.jpg
※富岳風穴・鳴沢氷穴様HPより引用:http://www.mtfuji-cave.com/

夏でも凍えるレベルでひんやりとしておりますが、
デメリットとしては夏場が特に混雑していることです。
年間を通して観光客がたえず富士五湖観光のひとつに数えられている程です。

そんな混雑しているところにわざわざ行きたくない!
っと言っているそこのあなた!!

あまり知名度が無く混雑もしていない、
そんな風穴をご案内させて頂きます。
静岡県御殿場市にある「駒門風穴」です。

富士山近辺で風穴と言うと、
上記の「鳴沢氷穴」や「富岳風穴」を連想される方が、
多いかと思います。

青木ヶ原の樹海近くにあり、どちらも夜は近づきたくないような、
木々に囲まれうっそうとした森の中にあるのですが、
そんな風穴のイメージを抱きながらこの「駒門風穴」を訪れると、
見事に期待を裏切られます(笑)

すぐ近くには民家が建ち並んでおり、
何気ない町の一角にさりげなくあるという感じです。
こんな場所に風穴が本当にあるのか?・・・と、
看板が出ていないと間違いなく素通りします。

そんな「駒門風穴」は、富士山の大爆発でできた溶岩洞窟として発見されているものの中では、
最大級かつ最古の部類に属しています。

内部に入るとヒンヤリとするのですが、
この「駒門風穴」の洞内の気温は、四季を通じて13℃と一定で、
鳴沢氷穴と比べると気温は高いですが、
やっぱり寒いです(笑)

実際私も夏場に行きましたが、
半袖で凍えそうになりました・・・。
行く際には上着必須です!

この「駒門風穴」の代表的な見所は、
天井から下がっている「溶岩鍾乳石」と「肋骨状溶岩」ですが、
個人的に面白いなと思ったのが、
妙に観光化されてないところです。

よく鍾乳洞などを訪れると、とかく安全のために歩道が新たに設置され、
日常で見慣れた鉄やコンクリートの上を歩かされたり、
誘導されるように矢印づくしで順路が決められ、しかもカラフルな照明で演出されたりしますが、

それに対してこの「駒門風穴」は、そういったものが最小限に止められており、
妙に観光化されていない、自然のままほったらかし?
なところがあります。
駒門風穴①.jpg
駒門風穴②.jpg
駒門風穴③.jpg
my旅しずおか様HPより引用:http://shizuoka.mytabi.net/

単に予算的な問題かもしれませんが、
ちゃんとした風穴ですし、
見応えもあります。
何より空いています(笑)

この夏機会があれば、
是非訪ねてみてはいかがでしょうか?

  • Google+